こんばんは!最近弊社ではWeb以外の受託案件が増えてきています。
自分たちから意図的にそう仕向けているのもあるし、最初からクライアントにそういう依頼を受けることもあります。
さて、今日はそんなお話を。
チャットサービスに関するお仕事
最近、チャットを使ったサービスがトレンドですね。ぺこったー、オートーク、ズボラ旅、など。
どれくらい活用されているかは人それぞれかと思いますが、僕は割と頻繁に使っています。特にぺこったー。あらゆるレストランの予約がチャット上で行える、大変便利なサービスです。
やはり普段LINEやFacebook messengerでチャットのUIに慣れているというのもあって、サービスを利用する際にもすごく使いやすいんですよね。サービスと会話をしている感覚も楽しい。
さて、そんなチャットサービスに関する受託案件を弊社でも請負うことになりそうです。
LINEの開発ツールを使って、とある業界において電話で行われていたコミュニケーションをチャットボットに置き換えるお仕事。すごく可能性を感じています。
そんなわけで最近ではチャットボット界隈に足を踏み入れて調査・開発を進めているわけですが、だいぶこの世界でもコミュニティが成熟してきているなぁと感じます。
かつてブログというものが流行りだした頃、Wordpressに代表される「ブログサイトを自ら開発できるツール」と、はてなブログ、ameba ブログに代表される「ブログをプラットフォーム上で利用できるサービス」の2軸で展開されてきました。
それと同じことが、チャットボットの界隈でも起こっているのです。
botkitやbotpressが、いわばチャットボット界のWordpress。開発者がこのミドルウェアを元にしてチャットボットを独自開発することができます。
一方で、Parotやhachidoriが、はてなブログやamebaブログにあたるサービス。開発知識を持たないユーザでも、ブラウザ上の操作のみで簡易的なチャットボットであれば作ることができます。ただ、ちょっと凝ったことをやろうとするとどうしても痒いところに手が届かない部分もある。
これは、ブログ界のWordpressとプラットフォームサービスとの違いと同じですね。
今回の弊社の案件でも、少し凝ったことをやろうとしているので、ミドルウェアをベースに独自開発する手法をとっています。
こうしたチャットボットのソフトウェアサービスの展開パターンがブログの例と似通っていることに気づき、面白いなと思いました。
あらゆる類のサービスでも、一定以上世の中に普及した際には近しい構図でサービスが展開されていくんだなと感じたのです。
今後新しいドメインのサービスが普及し始めたとき、こうした過去のブログ/チャットボットの展開パターンに当てはめていくと、求められるであろうサービスの見通しが立てやすそう。
「企画」にかかる時間を短縮するには?
これは最近の悩みなのですが、「企画」ってどうしても時間がかかるなと。
普段のおおよその仕事はできるだけ自動化したり、効率化したりとチューニングすることによって時間短縮を図れるのですが、「企画」だけはどうしても考えるための物理的な時間がかかってしまいます。
ちゃんと頭を使っている人間らしい仕事、と言えばそれらしく聞こえるのですが、実際にはすごく非効率な作業であることは間違いないと僕は考えます。日常の仕事の中で「企画を考える」時間はどうしてもボトルネックになっている。生産性という観点でいうと、かなり低い。
これも仕組み化/自動化によってうまくできると思うのです。
マインドマップやオズボーンのリストを使う、などが仕組み化の例だとは思いますが、まだ決定的なアプローチにはなっておらず。
そんなことを考えていると、前職時代には「元気玉」と呼ばれる面白い仕組みがあったことを思い出しました。
これは、企画屋が企画に煮詰まったときに、社員全員にスプレッドシートを共有し、「ここに何か思いついたアイデア書いて!」と伝えるのです。
すると、30分もすると50個近くのアイデアが投稿されているという仕組み。もちろんアイデアの質は玉石混交ですが、そこからインスピレーションを受けられるという意味も含めるとすごく価値のある社内制度でした。
そうだ!元気玉の仕組みを知り合い同士でやればいいんじゃん!と思ったのですが、そこはNDA(秘密保持契約) もあるので社外の方には案件趣旨を伝えられないというジレンマが…。中小制作会社/フリーランサーのための、「元気玉」的仕組み、何か無いかな。
おわりに
今回も最後までメルマガをお読みいただきありがとうございます。なんだか、最近周りを見ていると、本格的に働き方改革が進んでいるなという印象です。弊社でも色々と社内制度を見直して、1年前よりもだいぶフレキシブルになってきました。この話もどこかまとまった頃にお伝えできればなと思っております。ではでは。
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